「知多半島をどうしたいのか。雑誌[EDIT]編集長と考える。」
こんにちは、スギヤマです。
第三回の「545まちばなし」に
行ってきました。
「545まちばなし」とは
愛知県 知多半島の
5市5町
(5市5町、ごしごまち、545まち、
545まちばなし、ということですね。)
この地域に関連する人や組織がそれぞれの
思いや取り組みについて持ち時間の中で
プレゼンテーションやトークセッションをする場です。
元々コンセプトモデルになったのは
名古屋の「ペチャクチャナイト」(http://pechakucha-nagoya.org/)や
常滑市の「トコナメ ハブトーク」(https://www.facebook.com/tokonamehubtalk/)
いわゆる「サラリーマンのアフター5」の時間帯に
それぞれの知的好奇心を満たす集まり。
まだ3回目の開催であり、
自分も2回しか参加したことがないので
あまり詳しい実態は分かっておりませんが。
今回も、
学校の先生だったり、
建築に携わっている人、
行政関係の人、
いろんな人たちが集まっていました。
前回の2回目は
「サントリーウイスキー “知多”」
についてサントリーの方を招いて
“知多”についてお話をしていただきました。
*前回記事
今回のゲストスピーカーは、
知多半島のローカル紙
「EDIT(エディット)」の編集長
田村史彦さん
「知多半島をどうしたいのか」
というテーマで話をしてくれました。
さすが”雑誌の編集長”というだけあって、
切り口の鋭い問題提起で、
「知多半島」について語ってくれました。
「EDIT」とは
直訳すれば「編集」の意。
言ってみれば、
「そこにあるもの」
に手を加えて、
デザインする。
「魅せる」
仕事なわけですね。
確かに雑誌というのは、
“すでにある情報”を
分かりやすくコンテンツとしてまとめ、
それを編集して1つの
情報源として発信するもの。
そこを考えると
「EDIT」という地元紙が
発信したいものもおのずと見えてきます。
そんな田村さんから言わせれば、
「知多半島は
コンテンツとメディアの
バランスが悪い」
ということ。
知多半島にはまだまだ
おもしろい情報がたくさんあるのにも
関わらず、
それが世の中に知られていない。
知らされていない、
知らせていない。
その先にもう一つ浮かび上がってきたのが、
「知多半島の人間は、
地元を盛り上げたい意志があるのか」
これはどこの地方や
まちおこし、協力隊なんかで
常に問題になってくると思います。
「盛り上げたい人間と
現状維持を望む人間」
ここでのやり取り。
摩擦も起きてくるだろうな。
「もっと良くしたい」
という思い。
「今のままで幸せ」
という思い。
なかなかキレイな着地点の
難しい話題。
だからこそここを
デザインしていかなきゃいけないんだろうな。
それこそ自分みたいな
「移住者」側の人間。
そんな「地域雑誌」の人たちから見た
知多半島、という語り口がとてもおもしろく。
ついついその場で買ってしまいました
「EDIT」。
今まで手にとったこともなく、
存在もあまり知らなかったのですが、
これは、かなり良い。
特にぼくみたいな
「知多半島をもっと
知りたい、楽しみたい!」
と思ってる人間には非常に。
地元グルメからイベント情報、
基幹施設、コラムなど。
とても楽しく読めました。
知多半島にお住みの方や、
興味のある方は一読の価値有りな読み物です。
発行は月に4回。
春(3月)、夏(6月)、秋(9月)、冬(12月)。
定期購読だと少しお得みたいなので、
ぼくはこれから申し込んでみたいと思います。
ぜひみなさん、
一度目を通してみてください。
ホームページ先から
取り扱い店舗一覧も見られますよ。
ネットでの注文も受けているようです。
知多半島エフェクトさんが
開催している「545まちばなし」も
とても良いイベントですので、
ぜひフォローしてみてください。
自分が住んでいる知多半島。
せっかくだから、
もっともっと魅力的になってくれると良いな。
していきたいな。
スギヤマでした。
*今回のオススメ*
*知多半島エフェクト
*「EDIT」知多半島