そうです、私がスギヤマです。

農的暮らしを追っかけてます。農業日誌やら、地域イベントやらを紹介、たまに自己啓発しだします。

「ガンジー」

こんにちは、なおきです(*^^*)


映画のガンジー見ました。



ぼくのように

「いかにお金を使わずに生きていくか」

を考えていると、
さまざまな場面でこの「ガンジー」さんにでくわす機会が多いのです。


ですが、そこはさすがのぼく。

ガンジーって、なんか宗教のすごい人でしょ?」

くらいの知識しか持ちあわせておりません。


そこで、単純に興味があったので
この映画の「ガンジー」を見てみました。


結論から言うと、この映画を見て

「あ、そもそもインドってイギリスの領地だったのね…」

というなんともお粗末なところから始まり、

ガンジーが貫いた【不服従・非暴力】」

「塩の行進」

「イギリス製繊維製品の不買運動

イスラム教ヒンドゥー教、キリスト教とのつながり」


などを学ぶことが出来ました。




■「ガンジーのここがカッコイイ!」


ぼくはこの映画を見てガンジー
「カッコ良さ」にホれました。


その「カッコ良さ」は何と言っても、


ガンジー
「”強さ"に対する考え方」


「強い」っていうのは大抵、

「ボクサー」や「K-1選手」に象徴されるような


「力を持っている人」


をぼくらは「強い」と考えがちです。


でもガンジーが主張した強さは違います。


「決して暴力を働かないこと、
 そして、決して暴力に屈しないこと」


「まぁ、理想論だよね、それができれば一番いいよね」


ってつい思ってしまうようなことを、
ガンジーはインドの大衆を率いて成し遂げてしまいます。


イギリスからのあらゆる理不尽な攻撃に対して、
ガンジー率いるインド人は決して屈せず、

「こうあるべきだ」

というのをひたすらに訴え続けます。


「屈しない」


というのは普通で言えば

「負けないように反撃する」
ということだと思います。


ですが、ガンジー
「決して武力による攻撃はしない」

ことを貫きます。


ぶたれても、ぶたれても、
立ち上がり続け、主張を続けるんです。


それによって、初めはバカにしていた
イギリス国民なども徐々に

「これは間違っているのではないか」

というムードになってきます。


暴力は「負けたほうが弱い」と捉えてしまって、
「負けないように闘う」ことを選んでしまうのですが、


暴力を受けても、立ち上がり続け、
ひたすら訴えることで、

「暴力は何も解決しないのではないか」

という問いをぼくたちに思い出させてくれます。


殴っても立ち上がり、
殴っても立ち上がり、

それでも殴り、それでも立ち上がる。

こんなことを繰り返されてしまえば、

自分が殴る側であれば、
たまったものじゃぁありません。


「ごめん、ごめん!俺が悪かった!」


と。


ガンジーはこのなんとも平和的で、
なんとも人間らしい戦い方で、
インドを独立に導きます。


「分かっていてもなかなかできないこと」


これを実行できる人間がこの世にいた、
というだけでも人類に希望があるなぁ、と
しみじみと感じてしまいました。


しかし、そのガンジーを持ってしてでも防げなかった
パキスタンの建国や、インド人同士の争い。

そこもやはりぼくらが「平和的」に生きていく難しさを感じました。


とりあえず、

「もっと宗教について考えてみたい!」
と思ってこんな本を買ってみましたので、
またレビューなんかも書いてみたいと思います。


池上彰の宗教がわかれば世界が見える (文春新書)/文藝春秋

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それでは、ありがとうございます。
なおきでした(*^^*)



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