そうです、私がスギヤマです。

農的暮らしを追っかけてます。農業日誌やら、地域イベントやらを紹介、たまに自己啓発しだします。

「Don't buy this jacket」

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スギヤマです。

 

 

またパタゴニアがおもしろいことを。

 

 

nkbp.jp

 

 

パタゴニア

 

リユース(再利用)の事業に力を入れているそうな。

 

再利用を推し進める、衣料品ブランド。

おもしろい。

 

服の再利用を促すと、衣料品メーカーとしては、

単純に「新品の購入が減る」というリスクが出てくる。

 

けれども、そのリスクに対して、

パタゴニアは以下のようなメリットを言っております。

 

1.顧客との絆強化

2.顧客層の拡大

3.高品質製品、環境考慮した企業というブランドイメージ

4.下取り価格を保証して、新製品の値崩れを防ぐ。

 

すごい戦略的な取り組み。

 

 

1.顧客との絆強化

普通は衣料メーカーと顧客との接点は「買いもの」の時だけ。

だけれども、再利用サービスを進めることによって、

製品の回収や修理などのタイミングで顧客との接点が増える。

これは確かにメリットだ。

顧客といかに接点を増やすか。良い視点だな。

 

2.顧客層の拡大

新製品は高くて買えない、という人たちへアプローチすることも可能。

今までとは違った層の人たちがパタゴニアの製品を利用できることになる。

 

3.高品質製品、環境考慮した企業というブランドイメージ

企業のブランドイメージが向上する。

これはシンプル。そもそもパタゴニアはそういったイメージが根強い。

 

4.下取り価格を保証して、新製品の値崩れを防ぐ。

 

これが一番の目論見なんだろうな。

でも確かにおもしろい取り組み。

「確実に高く下取りしてくれる」

という見込みがあれば、次々に新製品を試したくなる。

これは良い取り組みだなあ。

 

 

特にこの部分は良いな。

 フリースやダウンジャケットなどの使用済みのパタゴニア製品を店頭などで回収、修理してリユース製品として販売する。米国内に専用のリユース工場も構えている。プロジェクトの責任者であるネリー・コーエン氏は言う。「買って使って捨てるという文化を変えたい」

 

 同社のローズ・マーカリオCEO(最高経営責任者)は「個々の消費者として惑星のために私たちができる最善の行動は、モノを長持ちさせること」と述べている。同社はそのイメージに応えるべく、新製品の設計部門と修理工場が緊密に連携し、壊れにくさと直しやすさの両立というリサイクル設計を強化している。

 

 「個々の消費者として惑星のために私たちができる最善の行動は、

 モノを長持ちさせること」

 

すごく崇高な理念だなあ。

素晴らしい。

 

 

パタゴニア、より好きになりました。

www.patagonia.jp

 

 

以上!スギヤマでしたm(_ _)m