「ピザ窯完成ーっ!」
ピザ窯完成ーっ!
みなさん、こんにちは。
スギヤマです。
今日は昨日に引き続き、
南知多のゲストハウス「ほどほど」さんにて
ピザ窯作りのワークショップに参加してきました。
今日の作業のメインは釜に入ったヒビを
修復して、漆喰(しっくい。白い塗装)を塗ること。
昨日ピザを焼いたことによって、
ほどさん(ほどほどマスコットキャラクター)は
こんな姿になってしまいました。
おー!ブラックジャック!
乾燥が不十分な状態で
強い熱をかけてしまうと
どうしてもヒビが入ってしまうそう。
本当は半年〜1年ほどかけて
じっくり乾燥させていくと良いのだけれど、
お客さん参加型のワークショップという
形をとる以上はなかなかそうもいかず。
そのため今回は
ほどさんを修復するところから始めます。
まずは土をこねます。
今回はほどほどさんの田んぼの土と、
知多半島の砂を1:1で配合した土を使用します。
(知多半島の砂は日本一粒子が細かいらしい。
…。らしい。笑)
それをペタペタしていきます。
隙間に擦り込むようにして。
ペタペタ。
みんなでペタペタ。
ある程度補修が済んだら、次は漆喰(しっくい)を
塗りやすいように下地をなめらかにしていきます。
はいー!こんなにきれいになりましたっ!
いいね、ほどさん!
「口開けた土民のおっさん」説や、
「ゴンタ君」説が飛び交いますが、
紛れも無くコレは「かもめ」です。
えぇ、「かもめ」です。
ここで一旦お昼休憩。
女将の菜々さんお手製のお昼ごはん!
ほどほどで収穫した「玄米ご飯のちらし寿司」、
うどんのつけ麺と天ぷら!
非常にうまい。
ほどほどの女将、奈々さんがつくるご飯、
やたらおいしいです。
ほどほどさんに遊びに行くと、
「シェアご飯」という形で一緒にご飯を食べられます。
食材費を払えば誰でも参加可能。
ぼくらも、宿泊予定ではないのに、
ごはんだけは何度もごちそうになっています^^;
おいしいんです。
さて、お昼ごはんを食べている間に、
ほどさんはほどほど乾燥。
いよいよ漆喰を塗っていきます。
「漆喰」って知らなかったですが、
「石灰」と全く同じものなんですね。
消石灰を水に溶かせばそれは「漆喰」なんですって。
確かに「せっかい」と「しっくい」って語呂が似てる。
みんなで塗り塗り。
羽は「 灰色」、くちばしは「黄色」、目は「黒」で。
灰色は漆喰に灰を混ぜて。
ほんものの灰色にっ!
黄色は鉱石由来のものを漆喰に混ぜて。
黒は炭と漆喰。
天然由来のものだけで色を調合します。
そしてついにっ…!
じゃじゃーん
ほどさん完成です。
次に茅葺きの屋根も作ってあげて、
あったかい巣の中にほどさん。
使ううちにどんどん汚れてしまうだろうけど、
これからもよろしく、ほどさん。
今回のワークショップを通じて感じたこととして、
まず「土のすごさ」を実感しました。
昨日のピザパーティーから一夜明けていましたが、
今日のほどさんの体内はまだあったかい。
土がしっかり熱を保つんですね。
自然の中にあるものだけで調理し、
それを食べる幸せ。
それが「土」の持つ力だというところが
またグッときます。
そしてやっぱり「どろんこあそび」は
楽しい!ってこと。
大の大人達が揃いも揃って、
時にはキャッキャ言いながら、
時にはただひたすら無心で黙々と作業をします。
こういう「どろんこあそび」は
みんなの気持ちを自由にしてくれますね。
自分自身も、ピザ窯、めちゃ欲しくなります。
うん、これからこれから。
ぜひこのピザ窯でピザが焼きたい!
って人がいたり、パンが焼きたい!って
人がいれば、ぜひ一緒にほどほどさん行きましょう(*^^*)
すごく幸せな空間が待っていますよ。
それでは、スギヤマナオキでした(*^^*)
p.s.
今回のピザ窯ワークショップを
トータルプロデュースしてくれたのが、
よっしーさんという方。
普段は「ALUMONDE」という場所で
「贈り物経済」というものを実践なさっています。
すごくおもしろい取り組みなので、
ぜひチェックしてみてください。
そんなピザ窯が置いてあるステキなお宿
ゲストハウス「ほどほど」さんにも
ぜひお越しください(*^^*)
ゲストハウス「ほどほど」
https://www.facebook.com/hodohodo77/
ブログ
http://hodohodo77.blogspot.jp/